福島駅
2012年 10月 12日
無事里帰りより戻りました。
滞在中、ブログを通じ知り合った方々にお目にかかったり、お電話したり、福島についてお話しする機会を得ました。いろいろお世話になりました。
持ち帰ったモノの多くは本やCDやビデオ、漫画。
帰国日に「最後のお買い物!」と、入った成田空港の書店。
「ガラスの仮面」49巻。新刊が書店に並んであり、ついつい買ってしまいました。
大切な思い出をひとつひとつ選び出すように重量制限の枠と睨めっこしながらパッキングできたのは、本当に恵まれていたことです。取るものも取らず二度と家に戻れなくなった帰宅困難区域の人たちを思えば。
母と選んだ着物、大事に持ち帰りました。
成人式にゴネて作らなかったので留袖。
今回、娘の七五三を祝い、娘に着物を着せる喜びを初めて知りました。
「お母さん、あの時の大きな節目に味わせてあげられなくてごめん」と、心の中で誤りました。
「福島はどうでしたか?」と、尋ねられたら・・・
私の家族はただひたすら誠実に生きています。
素朴かもしれないけれど、時にじれったくなるけれど、生き様は涙が出るくらい人間的です。
私はそんな家族を守りたいです。
ただただまっとうに生きていこうと誓うだけです。
外出を控えていたので市内に繰り出す事はしませんでした。
もう一度「帰る!」の願いを込め、遠くから福島を想う全ての方々に捧げます。
これが福島の玄関口。
by stanislowski
| 2012-10-12 16:31
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