盆の入り

d0268126_22513013.jpg日本で生まれ育ったから染み付いていること。
自分の宗教がどうのとか度外視して、
盆の入りが近づくと何とも言えない郷愁に見舞われます。

お墓参りに行く仕度は、
夕方の石鹸の匂いが残る体に、「パリッ」とした浴衣を来て、
三尺帯を「ぎゅっ」と、母に締めてもらい、
「ぼわっ」と、ほのかに灯された提灯ぶら下げ、
足早に父・兄の後を追う。

ずっと記憶に残っている。

d0268126_22515952.jpg毎日の積み重ね、
毎年の夏祭り、
自然の営みを元に行われる日本古来の行事、
それを体験していくから芽生えてくる愛着や郷愁。

文章で綴られ、
「はい、愛しなさい」と言われても困る。
そんなの愛せない。

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地元のkermesse(村祭り)
この期間中、普段私とはビズしない間柄のひともこの日ばかりは違う。

町のご指南様が正装して練り歩く式典、
後は陽気に飲んだ暮れ。
誰もが愉快。



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ふと、「愛国心って?」
ふるさとを懐かしく恋しく思う感傷的な夜でした。

我が愛猫も新盆だ。
静かに灯でも灯そう。

8月11日追記
東の果てのわが国が核の最終処分場になるようで堪らなく気持ちが沈み込む。
六ヶ所村どころでない。
黄色いヒトは白いヒトに良いように使われるのか?!
知れば知るほど救いようの無いわが国の契約。
日米原子力協定って何ですか?
これを進めた当時の官僚は静かに事を運んだようだ。
先の麻生発言に同じ。

盆暮れ正月、里に帰るのが待ち遠しい、
うつくしい水や森、山、川、海よ、いつまでもそこに在ってねと祈る。

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by stanislowski | 2013-08-10 22:54 | ある日